平成17年 神戸大学庭球倶楽部(KUTC)新年会 報告

平成17年年2月19日
梅本 泰正(昭和39年)

三回目を迎えたKUTC新年会は、今年から1月最終土曜日に開催と決められ、1月29日神戸大学六甲台アカデミア館「さくら」にて開催された。
いよいよ創部100年の年を迎え、テニスコート改修、記念誌発行そして秋に開催の記念式典・祝賀会の記念三大事業の仕上げに向け、期待と緊張とが漂いながらも、昨年の南後さん(昭37)につづき、今回は、福永さん(平4)が全日本ベテランテニス大会35歳以上シングルス優勝を土産に参加、和気藹々かつ華やいだ雰囲気の中、定刻5時前には出席予定の42名全員が揃った。

冒頭、渡邊会長から開会の挨拶。100周年記念事業について、募金が1,700万円を超えたこと及び各事業の進捗状況を報告され、現役が大学リーグで、男子が二部へ、女子が四部へ昇格、OBから寄せられた35万円の祝い金の一部で部旗を今春新調することも披露され、さらに福永さんへの祝意を述べられ、最後に、若手会員、女子会員の更に活発な参画を呼びかけられました。
引き続き、善野副会長が乾杯の音頭。 渡邊会長の全日本ローン大会75歳クラスシングルス優勝のお祝いを述べられ、創部100周年記念事業の成功を祈念して乾杯。
早速、全日本クラストーナメント優勝者へ記念品を贈呈。まず毎年全日本ベテランを名古屋で応援されている片岡さん(昭35)から、福永さんの全試合観戦の感想、神大テニスのイメージを覆す強打のプレー振り、一球への集中力、そして勝利の感動・・・と少し長めのコメントを添えて、記念の写真立てを手渡していただいた。 続いて全日本ローン選手権優勝の渡邊会長へは福永新チャンピオンから花束を贈呈。
福永さんからは「bPになるという目標を持ちつづけ強い気持ちで実行できた。会長のように75歳の全日本を夢に、毎年の全日本出場・勝利を目標に今後も精進する」とお礼に添え決意のスピーチがありました。
今回は、東京からの出席はありませんでしたが、支部長の田中さん(昭34)から、福永さんへのお祝いを含めて、爽やかな飲み口の銘酒二本を頂戴しました。 紙面をお借りしてお礼申し上げます。 早速ご相伴にあずかり・・・宴たけなわへと。
ここで司会進行を梅本(昭39)から藤川(昭49)へバトンタッチ。 今回はこの両名と田中(昭59 出張が入り欠席)と秋山(平6)の4名が幹事。 若手の参加者増加を一つの狙いとして、卒業後40年、30年、20年・・と10年刻みの者が年間幹事を務める新しい試みである。昨年新年会に出席のなかった昭和50年以降卒が、今年は平成の4名を含め計9名が顔を揃えてくれ、今後へ明るい展望が開けそうである。
藤川の司会で、参加者全員のスピーチが始まった。 記念事業実行委員からは担当事業の進捗
状況の報告と今後の協力要請があり、各テーブルに順次マイクが回り、昔話に花が咲いた。 また
現役強化策など話しが弾むなか、「福永さんをヘッドコーチに」と緊急提案の声。 これに応えて市山
副会長から 「丁度松中現監督と話していたところ。 コーチではなく監督就任を提案したい」 とのご
発言あり、全会一致の拍手。 ご本人から承諾の意思表明があり「福永新監督誕生」となった。

こんなハプニングのあと、マイクは渡邊会長へ。「大学王座獲得は、北村・岩根先輩らによる深慮
遠謀、6年がかりのプロジェク、そして選手、二軍、ボールボーイら個性派集団をまとめることがで
きたからこそ」そして、NHKや西武を例に「老醜を曝すことなく、後輩にその座を譲り、若いものの
アイディアを取り入れよう」との言葉が印象的でした、と語ったのは一番若手の秋山幹事。

そうこうする内に中締めのタイミング。恒例により「商神」を高らかに熱唱し、散会した。
福永デーの感もありましたが、若手参画の確かな手ごたえもあり、足取り軽く山を下り、六甲道の
二次会へ・・・  実に愉快な宴でありました。              

参加者  卒業年次別
28[渡邊]  30[佐野 菅井]  31[加納]  32[善野 朝倉 木下]  33[多久]
34[曽根 石田  井上 福田 松本]  35[市山 徳田 小形 片岡 岸田 米川 松井] 
36[土橋 肥後]  37[佐々木 上田]  38[村尾]  39[梅本]  41[山田]
43[阿部 澤田 福田]  45[北尾] 47[名村] 49[藤川] 50[大樫] 52[野網]
53[戎野]  54[松中 森] 平成2[中谷] 4[福永] 5[松永] 6[秋山]

                                         以上